
養生のなかでも一番大切なものとされているのが食事による養生、「食養」です。
胃腸 の弱い人が、消化の良い食事を心がけたり、食欲がないときに食欲をそそる香辛料を使ったりするのも食養のひとつです。そのときそのときの体調に合わせた食事 を心がけるのが大切です。
もう少し効き目のある生薬を使ったものが薬膳料理です。(薬膳料理は特別なものではなく一般的に食されています)さらにもっと体のバランスを崩してしまった場合には漢方薬を服用します。
すなわち、東洋医学では医食同源という言葉があるように、食事、薬膳、漢方などどこまでが食事で、どこまでが薬ともいえないという特徴があります。
不妊改善の食材として注目されているのが、おたね人参です。
これは約2000年前の中国の薬学書、「神農本草経」の中で、「健康維持のために誰もが日ごろから用いるべきもの」として紹介されています。別名「高麗人参」「朝鮮人参」「Ginseng(ジンセン)」と呼ばれており、そちらの方が一般的といえますが、「おたね人参」はこれらの植物の和名になります。
おたね人参の薬効として、現在の中国において言われている「人参七効」によると、不妊の原因である「冷え」「ストレス」「胃腸不良」に対応しています。
「冷え」に対しては
血液の流れを増し、血液の流れをよくします。
「ストレス」に対しては
こころの働きを助けて、精神状態を安定させます。
「胃腸不良」に対しては
胃腸を丈夫にして下痢を止めます。
「冷え」「太りぎみ」は「お血」という、血液ドロドロの状態を引き起こします。「ストレス」は「自律神経」のバランスを乱し、「胃腸不良」などの 原因となります。「おたね人参」は、このようなからだのバランスがくずれたものをととのえる働きをしてくれると考えられています。
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