
基礎体温を測っていると、低温期から高温期に切り替わるタイミングが予測できるようになります。
排卵は、低温期から高温期に切り替わる2~3日の間に起こります。よって、このときに性行為が行われると、新鮮な卵子と精子が出会える確率がもっとも高くなると考えられます。
高温期になるのは、排卵後の黄体から黄体ホルモン(エストロゲン)が分泌されて、 これが中枢に働くためです。低温期と高温期の変化がない場合、排卵が起きていないと推測されます。基礎体温を観察することにより、排卵が起きているか、卵巣の働きやホルモンバランス等の診断がある程度つきます。基礎体温は、できれば受診する前の2~3ヶ月間つけて、初診時に持参した方が良いでしょう。
正常な基礎体温であれば、下記のようなサイクルで
低温期 → 排卵 → 高温期 → 生理 → 低温期
を繰り返します。

※個人差があり、2週間の間隔にはずれがあります。
基礎体温の測定には、通常の体温計より微妙な温度を感知できる婦人体温計を使用します。基礎体温計には、デジタルのタイプと水銀のタイプがありますが、水銀のタイプのほうがより安定しているといえます。デジタルタイプはグラフを自動的に作る機能などあり、わかりやすいのが特徴です。
基礎体温は、毎日決まったタイミングではかることにより、データとしても安定性が高まります。
朝、目が覚めた時がもっとも安定した状態に近いです。また、身体が安定している状態で基礎体温を測る必要があるため、布団から出ない状態で測定します。ですので、体温計は枕元に準備しておいてください。
1.基礎体温は、朝、目覚めたら、すぐ測ります。起き上がらず、寝たまま測りましょう。
2.基礎体温は、口の中で測ります。特に、舌下での測定だと精度が高くなります。
3.基礎体温を測り終わったら、忘れずに記入しましょう。
基礎体温の測定をしばらく続けていくと、自分の体のリズムが分かります。また、低温期と高温期が分かれているか等により、排卵が行われているかもある程度のセルフチェックができます。
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