
漢方には、「未病」という状態があります。「未病」とは、様々な検査をしても特別異常はなく、病気ではないけれど、病気になる前兆が現れている半健康状態のことです。
以下のような状態があれば、未病の状態の可能性があります。
● いつも疲れている
● 気分ががすっきりしない日が続く
● 頭痛、めまい、肩こり
● 喉の詰まるような感じがする
● ときどき動悸がする
● ご飯が美味しくない
● 冷え性
● 便秘で下剤が手放せない…
「未病」のある人は、仕方がないと諦めてることが多いのですが、実は漢方薬で改善んすることができます。 不妊治療もこの延長線上にあると考えるのが、東洋医学の考え方です。
漢方薬は、現代医療のように人工授精や顕微授精で妊娠に導くとか、ホルモン分泌が異常なときにホルモン剤を投与して生理周期を整えるといった直接的に妊娠に結びつくやり方ではありません。しかし、赤ちゃんを産むための着実な土台作りをすることを目標にしています。直接的な治療でないので、遠回りで時間がかかりそうに思えるかもしれませんが、そうでもありません。
赤ちゃんは暖かく、新鮮な栄養や酸素が充分にいきわたった居心地のよい子宮の中で育つのがベストの環境であるといえます。
しかし、お母さんに冷え性があれば子宮が冷たい状態でしょう。お母さんに便秘があれば、老廃物が血液に残り、充分な栄養が行き渡りません。また、人工授精する際にも、子宮の状態が赤ちゃんにとって良いものになっていなければ、人工授精をしたときの成功確率も落ちてしまいます。
よって、まず両親の身体を整えることから考えるのが、東洋医学である漢方の不妊治療です。
さらに、無事、妊娠・出産したら、そのあとには両親の体力勝負となる子育てが何年も続きます。漢方薬での不妊治療は、出産後の両親や子供の健康にも良い影響が出てくるのです。
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