
卵子の寿命は24時間~36時間です。それに対し、精子の寿命は2日~数日です。
卵子に対し、精子の寿命は数倍長いので、排卵日前後に性行為を行う事で精子が排卵を待つ状況となり、受精する確率が高まると考えられます。
では、次に排卵日を知るための方法をご紹介します。
基礎体温を測っていると、低温期から高温期に切り替わるタイミングが予測できるようになります。
排卵は、低温期から高温期に切り替わる2~3日の間に起こります。よって、このときに性行為が行われると、新鮮な卵子と精子が出会える確率がもっとも高くなると考えられます。
高温期になるのは、排卵後の黄体から黄体ホルモン(エストロゲン)が分泌されて、 これが中枢に働くためです。低温期と高温期の変化がない場合、排卵が起きていないと推測されます。基礎体温を観察することにより、排卵が起きているか、卵巣の働きやホルモンバランス等の診断がある程度つきます。基礎体温は、できれば受診する前の2~3ヶ月間つけて、初診時に持参した方が良いでしょう。
正常な基礎体温であれば、下記のようなサイクルで
低温期 → 排卵 → 高温期 → 生理 → 低温期
を繰り返します。

※個人差があり、2週間の間隔にはずれがあります。
基礎体温の測定には、通常の体温計より微妙な温度を感知できる婦人体温計を使用します。基礎体温計には、デジタルのタイプと水銀のタイプがありますが、水銀のタイプのほうがより安定しているといえます。デジタルタイプはグラフを自動的に作る機能などあり、わかりやすいのが特徴です。
基礎体温は、毎日決まったタイミングではかることにより、データとしても安定性が高まります。
朝、目が覚めた時がもっとも安定した状態に近いです。また、身体が安定している状態で基礎体温を測る必要があるため、布団から出ない状態で測定します。ですので、体温計は枕元に準備しておいてください。
1.基礎体温は、朝、目覚めたら、すぐ測ります。起き上がらず、寝たまま測りましょう。
2.基礎体温は、口の中で測ります。特に、舌下での測定だと精度が高くなります。
3.基礎体温を測り終わったら、忘れずに記入しましょう。
基礎体温の測定をしばらく続けていくと、自分の体のリズムが分かります。また、低温期と高温期が分かれているか等により、排卵が行われているかもある程度のセルフチェックができます。
女性はホルモン分泌によって毎日の体温が変化します。そのグラフの波形を見ることで、妊娠しやすいからだかどうか、ある程度わかるようになってきます。
○理想の基礎体温低温期が約2週間続き、その後高温期が約2週間続きます。 |
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○体温がバラバラ忙しさから生活が不規則になっていると、体温も不規則になってしまうことがあります。規則正しい生活リズムと充分な睡眠を目指してください。 |
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○二相に分かれない基礎体温が低温期と高温期の二相に分かれない場合、月経が通常通りあったとしても、無排卵の可能性があります。または、黄体ホルモンのバランスが崩れている可能性もあります。 |
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○高温期が短い高温期が10日未満と短い場合、未成熟卵の可能性や黄体機能不全の可能性があります。 |
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○高温期が長い高温期が21日以上つづくときは、妊娠や妊娠後の流産の可能性もあります。すぐに病院で診察を受けてください。 |
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個人差もありますが、頸管粘液は、排卵が近づくにつれ分泌量が増え、粘り気が増します。そのため、頸管粘液の状態を観察することで、排卵日を予測することができます。頸管粘液は、膣内から採取するのがベストですが、採取しづらいため、おりものでも同様の確認ができます。おりものが、普段より伸びるようであれば、排卵が近いと予測します。
排卵日を知るための検査薬として、『LH検査薬』があります。LH検査薬は、排卵が近づくと分泌量が増える「黄体化ホルモン」の濃度で排卵日を調べる排卵検査薬です。尿をかけて反応を確認します。