
体外受精や顕微授精では、たくさんの卵を育てるために排卵誘発剤を使って卵巣刺激を行ないます。一般的な卵巣刺激法はロング法と呼ばれ、排卵をコントロールする点鼻薬(GnRHアゴニスト製剤)を採卵予定周期の直前の高温期中頃から使いはじめ、月経3日目頃からhMG製剤を連日注射して、超音波で卵胞のでき具合や状態を観察しながら育てていく方法です。
そのほか、加齢などで卵巣の反応が落ちて卵がとれなくなってきたら 、薬を採卵予定周期の月経開始と同時に使いはじめるショート法のほうが卵の数が増える可能性があり、有利な場合があります。しかも、排卵誘発剤の注射の本数が少なくてすむので、経済的、身体的な負担が軽くなります。
一方、GnRHアゴニスト製剤が体質にあわない場合があります。そこで開発されたのがGnRHアンタゴニスト製剤で、欧米では2000年から使われはじめました。国内では未販売のため個人輸入でのご購入となります。クリニックで医師の判断を参考にしましょう。
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